29th December:AKANOTANIN
去年の今頃はこうなってるとは思わなかったし、
なんなら約8ヶ月ぶりの更新がこれかーい!って話です。
今の正直な感想は「3年、保たなかったなぁ」です。
バンドの活動の壁はまず3年。
大多数のバンドはここで消えるから。
AKANOTANINの始まりは
決してポジティブではありませんでした。
当時組んでた4人組バンドのベースが抜けた直後。
サポートベースを入れつつ活動してましたが、
ギターから体調不良なので
活動を止めたいと申し出があり…
出演が決まってるイベントだけは
開けれなかったので、
とりあえずで組んだのがAKANOTANINでした。
(ちなみにそのギターは活休3日後に新しいバンドに加入してました。鬱病ってなんだったんだろう。)
そのままバンドが消えたので、
AKANOTANINは転がるようにスタート。
1年目はすっごいしんどかったです。
2人しかいない、音圧を稼ぐパートがいない。
曲中は全速力でマラソンのように手数でカバー。
お互いに手探りでした。
2年目から少し余裕が出てきて
少しずつ知られるようになってきて3年目。
今年を振り返って大きな転換点だったのは
やっぱりお互いのライフスタイルの変化だと思います。
そこからだんだんズレが生じて話も噛み合わない。
2人きりだから第三者の意見もなくて何も解決しない。
一言で言えば「音楽性と人間性の違い」で、
私がぽっきり折れてしまいました。
人様の時間とお金を食いつぶしてまで
自分の満足のためだけに
ライブがしたいわけじゃない。
それに、私はもうこれが仕事なのです。
いつ復活するの?とたくさんの人に聞かれました。
明確に約束出来なくてごめんなさい。
一生続けれるバンドにしたいと思っていました。
そう言い合っていたのも確かです。
2人とも活動は続けていきます。
彼も加入するバンドが決まっています。
私も加入で色んなバンドに誘われましたが、
全て断りました。
入らない代わりに「手伝って」ってお願いしたので
その日・その場所でメンバーが変わるスタイルです。
どこぞのliefrockみたいですね。
形が変わってもお互いを応援してください、と
言えるほど図太かったらいいのですが 笑
いいと思ったらまた応援してください、とさせて下さい。
来年は私にとっても人生の転換期になりそうです。
個人的には今が1番、戦ってます。
勝ったら真っ先に嬉しい報告です!って言いますね。
負けたらテンション低いのでビール奢って下さい。
2年半という短い期間でしたが、
AKANOTANINを愛してくれてありがとうございました。